投稿

10月, 2020の投稿を表示しています

曲作り中のメモ:手を振り足を鳴らし(デモ)

イメージ
1月ごろに原案を作ったまま放置していた曲を少しまとめた。 結構個人的にお気に入りになりそう。丁寧に仕上げたいところ。  少し2番の歌詞がもたっている気がする。 これもまた録り直そう。9月のもまだやっていないや。

旧ブログからの記事引越し(ほぼ)完了;最近聴いているアーティスト

イメージ
9/22にBlogger上に本ブログを開設し、以前Wordpress.comで書き溜めていたブログの引っ越し作業を開始した。 引っ越し作業と言っても、5月に始めたブログだったから、大した量ではない。毎日更新するようなブログでもないから、量にして30記事くらいである。 旧ブログで書いてきた記事はタグ「 旧サイト 」にまとめてある。 ただし、別サービスから記事を移行する賢いやり方がわからなかったから全部コピペである。 しかも、Youtubeの貼り付け動画のコピーがただのコピペではうまくいかなかったので、何度かやり方を変えている。そのため、旧記事については体裁があっちに行ったりこっちに行ったりで読みづらい部分もあると思うが、ご容赦いただきたい。 せっかくなので、過去記事で個人的によく書けた気がする記事を何点か列挙しておく。 9/2付「 いい映画を観てころっと気分がよくなった話 」 8/24付「 日記;千と千尋の神隠しを観て勇気について考えた話 」 8/22付「 ダサいロックバンドが愛おしい話 」 8/7付「 ラップなしでは語れない 」 7/23付「 不安定なものに惹かれる 」 6/28付「 誕生日ソングのこと;いくつかの覚書 」 5/29付「 「音楽」を観た 」 結構熱のこもった記事になっていると思う。 さて、最近聴いているアーティストを3つ紹介しておきたい。 1つ目は 長澤知之 。私が大好きな福耳(オフィスオーガスタの所属アーティスト参加プロジェクト)メンバーでもあるので、その存在も知っていたし、歌声やギターを弾く姿の特徴的なところからもすごく気になっていた。また、andymoriのメンバーとのバンド「AL」も気に入って何度も聴いていた。 次の曲は福耳のなかでも私が気に入っている曲であり、長澤知之の存在感も大きい曲。 しかし、ソロについてはあまり聴いていなかった。それが、先日たまたま深夜ラジオ(マジカルラブリーのオールナイトニッポン0)で、たしか「JUNKLIFE」だったと思うのだけど、流れていていいなと思った。歌声から、長澤知之だなあとすぐわかった気はするのだけど、こんな良い詞を書くのかと慌ててベスト盤をサブスクリプションのライブラリに加えた。それから最近はしょっちゅう聴いている。 次の曲「センチメンタルフリーク」が大好き。 次に、 ズーカラデル が新譜を出してい

ここ最近の読書歴

最近読んだ本の中で、特に印象的だったものについてまとめたい。 大体、8月頃から読んだものが中心である。 作家別にまとめておこうと思う。 遠藤周作 海と毒薬 沈黙 留学 最近、一番ぐっとくる作家が遠藤周作。彼の描く主人公たちのある種の弱さや後ろめたさが胸に来る。 第二次大戦の中で米軍捕虜に対して行われた人体実験に着想を得て書かれた「海と毒薬」(これは再読)の主人公は、世界や自分の属する社会の流れに抗する力も意気もなく、流されて実験の場に同席することになるも、その倫理的な壁を超える気合もなく、ただ部屋の隅で呆然とする。その意気地ない振る舞いに自分を重ねてしまう。 「沈黙」は江戸初期、鎖国下の日本に禁教とされたキリスト教を布教しようとした西欧人の話。純粋な熱意を持って長い船旅を経て日本に潜り込むも、日本におけるキリスト教の現状に打ちのめされ、最後には大きな運命の流れに逆らうことを放棄する。この小説は1971年と2016年に映画化されている。 「留学」は繋がりのない三本の小説から構成される。それぞれ、全く別の小説ではあるが、現代よりもハードルの高かった留学という出来事を通じて、主人公たちの人生に対する後ろめたさや、取り繕った表面とは裏腹の意思の弱さや自尊心の低さが露呈していくという共通のテーマをもっている。つい先日初めて読んだのだが、主人公の心の動きにとても近いものを感じるところもあり、現時点では遠藤周作作品の中で一番印象的だった。 内田百閒 ノラや 百閒随筆1 御馳走帖(現在、読中) 芥川龍之介と同じく夏目漱石門下の作家。上に挙げた3作品はどれも随筆集で、御馳走帖以外は数年前に初めて手を取って以来の再読。 「ノラや」は百閒先生とその家に棲み着いた猫(初代・2代目)との生活に関する随筆。「猫好きではない」と言い張りながら、行方をくらましてしまった猫の行方を気にして食事も喉を通らない百間先生の姿がすごく可愛らしい。とかくこの方の随筆は、ご本人の頑固さやひねくれが溢れていて、その強い人間味に惹かれるのだけど、そんな百閒先生が言葉と裏腹に猫が可愛くて仕方がないことが伝わっている文がとてもいじらしい。 「百閒随筆1」は講談社文芸文庫から出ている随筆のオムニバス。作品の一貫性は無いが、内田百閒という作家がどういう視点で世界を見ているかがよくわかり興味深い。この本を手にとったのは、村上